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ショッパーインサイト大予測2025

コカ・コーラ ボトラーズジャパン唯一のクリエイティブ部門がつくる購買体験の裏側

  • 田中仁道氏・猪俣浩之介氏(コカ・コーラ ボトラーズジャパン)

日本におけるコカ・コーラ製品の製造・販売などを行っているコカ・コーラボトラーズジャパン。同社のMD企画課は来店したショッパーに製品を手に取ってみたいと思ってもらう売り場のため、日々、什器や資材を開発している。本記事では同課の「ワクワクする買い物体験」のつくり方に迫った。

コカ・コーラ ボトラーズジャパンには、社内唯一のクリエイティブ部門としてMD企画課がある。

店頭で使用する什器や自動販売機の資材などのマーチャンダイジングツールから、飲食店のメニューやポスター、他部門のコーポレートデザインまで、幅広いデザインやツール制作を手がけている部門だ。

ショッパーと小売のニーズを満たす売り場づくり

そのMD企画課が目標として掲げているのが「ワクワクする買い物体験」。買い物が楽しいと感じてもらうため、ショッパーの五感に訴えかける仕掛けづくりを最も意識していると話すのは、MD企画課のマネージャーを務める田中仁道氏だ。

「近年はコロナの影響もあり、買い物が無機質で短時間かつ計画的に済ませるものになっていると感じます。その中で、日常の買い物を…

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ショッパーインサイト大予測2025

売り場には「買う」をつくり出す要素が散りばめられています。どれだけ事前に広告やプロモーション施策で認知を獲得し、商品への興味・関心を高めていたとしても、いざ売り場を訪れると、価格やPOP、店内放送、気温、社会のトレンドなどの外的な要因によって消費者自身も想定していなかった商品を購入することもあるでしょう。購入の最終的な意思決定の場である「売り場」で、購入の判断を下すショッパーの行動は、謎に包まれているといっても過言ではありません。

とはいえ、ショッパーから「買いたい」という気持ちを引き出し、購入のスイッチを押す工夫は必要。小売・流通、メーカーは、そのためのあらゆる企画を考えているはずです。しかし、その企画はしっかりとショッパーのインサイトを落とし込んだものになっているでしょうか? そもそもショッパーのインサイトを捉えることができているでしょうか?

本特集は、ショッパーの購買行動の裏にあるインサイトを広告会社、調査会社が予測・分析します。2025年のショッパーは、何に心を動かされて購入を決めるのでしょうか。