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AKOMEYA TOKYO、好調の背景に究極のミッションドリブン経営

  • 山本浩丈氏(AKOMEYA TOKYO)

都市部を中心に店舗を展開するAKOMEYA TOKYO。日本全国から厳選した「食」にまつわる商品を取り扱っているのが特長で、「日本の食の可能性を拡げる」をミッションに掲げている。昨今は出店拡大も進め、好調さがうかがえる。その背景にあったのは超がつくほどのミッションドリブンな経営にあった。

「幸せって何だ?」事業の起点にある社長の原体験

──AKOMEYA TOKYOは2022年にサザビーリーグから法人化。山本さんはそれと同時に社長に就任しています。

AKOMEYA事業に初めて携わったのは2020年3月。コロナ禍前夜ともいえる頃でした。その前は、サザビーリーグが運営するフライング タイガー コペンハーゲン(ゼブラジャパン)の代表も務めましたが、私の仕事の軸にあるのはいつも「日本を元気にしたい」という想いです。

この想いを持ち始めたのは小学生の頃。その当時はベトナム戦争が終わり、ボートピープルが日本に避難してきていました。私は厚木基地周辺の出身なのですが、小学校の近所にベトナム戦争の難民を受け入れている施設があり、彼らと交流する機会があったんです。

お互いに言葉はわからないのですが、彼らの目がキラキラしていて。とても楽しそうに私たちと遊んでくれたんです。でも、戦禍からやってきた彼らの上空を、米軍の厚木基地から離陸する戦闘機が通るんですよ。その光景が忘れられなくて。その時に「幸せって何だ?」と考えるようになったと同時に、海外へ興味を持つようになりました。

学生時代は豪州へ留学しましたが、アジア人であるがゆえに差別的な扱いを受けたこともありましたね。そんな経験もあって、「いつか日本という国が尊敬されるようにしたい」と思うようになったんです。そのためには、日本が海外に認められるように、元気になる必要がある─。このような原体験のおかげで、私の仕事の軸にはいつも「日本を元気にしたい」という想いがあるんです。

フライング タイガーに出会ったときも、活気のある店内を見て、このお店なら日本を元気にしてくれると確信したので、このブランドを日本に広めたいと強く思いました。

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