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スマート化する中国の買い物に対応せよ 狙うべきは「若年層のひとり旅」需要

  • 李思萱氏(BRAND JAPAN)

世界で3番目の国土面積を持ち、約14億人の人口を誇る中国。人口と距離の近さに比例して訪日観光客も多い同国だが、コロナ前の2019年6月には訪日客数が約90万人であったのに対し、2024年同月はその約7割にとどまっている。その背景にある事情や中国の買い物トレンドについて、BRAND JAPAN 代表取締役社長の李 思萱氏に取材を行った。

日々、多くの海外観光客を迎え入れている日本。2024年8月の訪日外客のデータ(JNTO推計値)を見てみると、中国からの訪日客は74万人を超え、国・地域別で見ても多くの割合を占めていることがわかる。訪日観光客へのプロモーションを考える上で、重要視すべき国であるといえるだろう。

物価高騰の影響で円安の日本へ旅行

中国向けのインバウンドプロモーションを支援するBRAND JAPAN 代表取締役社長の李 思萱氏は、中国現地の買い物事情について「中国の物価が上昇しているのは有名な話ですが、特に観光客もターゲットに入れているような、都心に出店している中~高価格帯の店舗の物価が上昇しています。

例えばカフェラテでいえば、一般的な場所にある現地向けのものは約30元、日本円で600円ほどですが、都心人気商業エリアや空港で飲むと40~50元、…

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