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これからのECの話。

実店舗にない、オンラインの強みとは何か EC化率伸び悩む今、63社の担当者が考えること

各社の注力領域 データ利活用、OMOに注目高まる

2023年に引き続き、本特集ではEC担当者にアンケートを実施しました。今号では、食品・飲料20社、アパレル16社、日用品7社、化粧品4社、流通小売7社、その他メーカー9社、計63社のEC責任者が回答しています。ここからは、それぞれの回答から見えた、2024年度ECサイト運用における潮流を編集部でまとめます。

まず、2024年度、注力したい施策・領域に関しては、「継続的な購買の促進(リテンション、リピーター獲得施策)」と回答した企業の割合が昨年と同じく6割程度だったのに対し、「新規見込み客の発掘(リードジェネレーション)」との回答は12.5pt増加しました(図1)。

図1 ECサイト運営で注力したい施策・領域(複数回答)

※昨年は「継続的な購買の促進(リテンション、リピーター獲得施策)」が68.1%。…

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この記事が含まれる特集

これからのECの話。

コロナ禍で成長したEC市場規模でしたが、外出需要の復活を受け、実店舗回帰の動きやリアルの顧客接点への価値を重んじる企業・ブランドが増えています。実際に2023年8月に経済産業省が発表した調査では、2022年度の物販系分野のBtoC-EC市場規模は、前年から7132億円増加し、13兆9997億円。EC化率は9.13%で前年より0.35ポイント上昇と、伸び率は鈍化しつつも増加するという結果になりました。とはいえECは、顧客接点としても販売チャネルとしても重要な役割を占めます。100%リアル接点に力を注ぐことは、ほぼないのではないでしょうか。そんな中でECがさらに成長するためには、オンラインチャネルならではの「強み」を伸ばし「課題」を克服することが必要でしょう。本企画では、自社ECを運営する企業のEC責任者にアンケート取材。ECの「強み」と「課題」を再考し、オンラインチャネルがもうひと伸びするために必要な「次の一手」を探ります。