横浜で110年、老舗日本茶店 兄弟が二人三脚で経営

公開日:2024年6月27日

年商は10年で20倍に成長
2023年には店舗をリニューアル
大学生とコラボし来店率UPを目指す

全面引き戸で誰もが入りやすい店の正面。店舗担当の喜和氏は和服姿で店に立つ。「長くこの地で営業していてもウチが何の店かわからずふらっと来店されるお客さまもいらっしゃいます。何をお求めなのかを素早く把握して、おすすめの商品をお伝えするよう意識します」。

京浜急行黄金町駅から歩いて約3分、関内から続く伊勢佐木町通り沿いにあるのが川本屋茶舗。

川本屋は1897年に赤坂で料亭として創業。1910年に横浜・伊勢佐木町に移転し、お茶、鰹節、海苔の専門店として開業した。現在は、社長を務める川井秀昭氏と副社長の喜和氏の兄弟が五代目として協力しあい、経営。秀昭氏がEC、喜和氏が店舗を担当している。

店名は「茶舗」とついているが、…

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!