生鮮食品を店頭に陳列するにあたって必要不可欠な食品トレー。食品トレーの開発・製造・販売を行うエフピコでは、1990年から使用済み食品トレーを回収してリサイクルを行っている。開始当初は6店舗にしか導入されていなかった回収拠点は、いまや全国で1万を超える場所に設置。どのようにしてトレーのリサイクルを促進してきたのだろうか。
1962年に広島県福山市で創業したエフピコは、食品トレーの開発・製造・販売を行う企業です。当社が製造しているPSP(ポリスチレンペーパー)製トレーは、軽くて強い、断熱性やクッション性、耐水性に優れた食品容器として知られています。
食品トレーは「かさばること」や「使い捨て容器」であることから様々な誤解も受けてきましたが、単価も安く、容積の95%以上が空気であるため、極めて省資源の容器だといえるのです。
図 例:カウンターディスプレイ

エフピコではリサイクルシステムを導入したことで、エコトレーでは2.42kg、エコAPETを使用した容器...