システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

真の「リテールメディア元年」到来はまだ先か? 特集から見えた、小売とメーカーそれぞれの想い

公開日:2024年4月16日

「理想」と「現実」の差を埋めることが成長に繋がる

国内でもリテールメディアという言葉が広告・マーケティング、販促領域で多く聞かれるようになり、久しくなりました。店頭にデジタルサイネージを置く店舗がますます増えていたり、この前買った気がする商品のクーポンがアプリで届いたり……。小売を取り巻くメディアの変化は、街を歩いていても肌で感じるほどになってきました。これまでに発表された市場予測を見ても、その注目度や期待値は右肩上がりであることは明らかです。

しかしその中で、編集部が感じていたのは「リテールメディアを活用している様子は見かけるようになったが、広告主が一部の企業・ブランドに偏っているのではないか」ということでした。「リテールメディアを使えばこんなことが可能になる」という「理想」や価値は理解しているものの、メーカーには出稿に踏み切れない「現実」があり、媒体を提供する小売にも使いやすいサービスへ成長させるために乗り越えなければならない「現実」があるはず。このような仮説のもと、生まれたのが今回の「リテールメディア『理想』と『現実』」という...

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!

この記事が含まれる特集

リテールメディア 理想と現実

「リテールメディア元年」という言葉が多く聞かれた2023年。たしかに、注目度や期待値は常に右肩上がりのリテールメディアですが、運用はまだ一部の大手ブランドに留まっている印象を受けます。今回はメーカーと小売・流通の両方の観点から、リテールメディアで叶えていきたい「理想」と、活用拡大を実現するために乗り越えなければならない「現実」に目を向ける特集です。媒体社である小売と、広告主であるメーカー。両者の「理想」と「現実」の差を埋めることがすなわち、日本国内の真の「リテールメディア元年」に近づくためのヒントになり得るのではないか。そのような仮説のもと、「リテールメディアの現在地」をまとめました。