良品計画は1月14日、食を中心に生活必需品を取り揃えた地域密着型小型店「MUJIcom 東池袋」を、本社ビル1Fにオープン。初日から、多くの来店客が訪れた。
「MUJIcom 東池袋」では、無印良品で初の中食サービス「MUJI Kitchen」を展開し、店内調理によるできたてのお弁当や惣菜などを提供する。メニューは“素の食”をテーマに、野菜を中心とする旬の食材を使い、健康的で体にやさしいものを取り揃えるという。これまでは「Café&Meal MUJI」などで店内飲食のスタイルを中心に展開していたが、持ち帰りや中食の需要が拡大していることを受け、中食サービスのスタートに踏み切った。
また同店では、「必要なものが徒歩圏内ですぐ買える、近所にある地域密着型小型店」をコンセプトに、日用消耗品や掃除用品などの生活必需品も展開。オフィス街かつ生活圏内に位置する店舗のモデルとして様々なトライアルを行い、生活圏やオフィスにあるべき品揃えとサービスを検証していく。
さらに、地域とつながる取り組みとして、池袋周辺の地域に根付いた店舗の紹介を行う「IKEBUKURO to GOマップ」や、「地域つながりスペース」の設置なども行い、東池袋のビジネスパーソンや近隣住民にとって身近な存在になることを目指す。
将来的には、豊島区のNPO団体が開催しているこども食堂の実施の手伝いや、地元のイベントへも参加していく予定だ。

中食サービス「MUJI Kitchen」のイメージ。