余白を残したコンテンツを発信することの意味

公開日:2021年8月25日

ahamo

まず、こちらから、動画を見てください。

不完全な動画?

こちらの動画を見て、どのような感想を持ったでしょうか?YOASOBI「三原色」の曲に合わせて、タレント森七菜さんが踊る15秒のダンス動画。不自然なトリミング?未完成の動画?企業が動画投稿サイトにあげる素材としては、そのような印象を受ける方もいるでしょう。しかし、これは、誤投稿でもなく、通信キャリアahamoの正式な企業公式動画投稿です。

一見不完全な動画に思えるこのような動画コンテンツは、この数年、様々な企業の公式動画として掲載されてきました。なぜこのような「不完全」ともいえるコンテンツをアップするのでしょうか?それはこの「余白」こそが、価値あるコンテンツとなっていることに起因しています。

このような動画は、企業発のコンテンツではなく、UGC(User Generated Content)と呼ばれる一般ユーザーによってつくられるコンテンツ創出の「きっかけ」づくりのための「素材」となる動画です。UGCされたコンテンツは、YouTubeに限らず、Instagram、TikTokなど短尺を得意とするSNS動画メディアへと展開されていきます。

UGCを創出する「きっかけ」は「ハッシュタグ」や「商品」にとどまらず、各SNSの特性を生かした展開へと進化しています。

余白を残した、UGCを生み出すきっかけになる企業発のコンテンツが増えている。

どこまで、自分がハマっているか?

私の個人的な推測でもあるのですが、一般的な企業人にとって...

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