サントリー食品インターナショナルは、「GREEN DA・KA・RA」のキャンペーンの一環で、11月13日から「おやここうかんにっき」プロジェクトを開始。ショウワノートが提供する「ジャポニカ学習帳」とコラボし、ジャポニカ学習帳史上初となる親子専用の交換日記を開発した。
Twitter上でプレゼントキャンペーンを実施して、専用の日記帳を1万人に配布。開始10日で1万件を超える応募があったという。また、インターネットからダウンロードできる中面の提供、臨床現場での活用を希望する医師への無償提供も行う。
当プロジェクトは、「親子を笑顔に やさしさの循環」をブランドビジョンに掲げる「GREEN DA・KA・RA」のブランドチームが構想。チームには育児をしながら働くメンバーが多数在籍しており、忙しい日々の中で子どもとの向き合い方を考えていたところからアイデアが生まれた。
中面は、小児科専門医である古荘純一氏の監修のもと、ショウワノートの知見も生かしながら、子どもの書きやすさを第一に考えて開発。コロナ禍における親子のコミュニケーションの変化に関する調査では、子どもとの会話は増えたものの、子どもの本音は聞けていないという状況があることが分かった。しかし実際の臨床の現場で親子に使ってもらったところ、直接話しにくいこともこの交換日記であれば伝え合うことができ、親子で自己肯定感を高め合うことができるといった効果が確認できたという。

中面のデザイン。親と子のどちらにとっても書きやすいフォーマットを目指した。

キービジュアル。子どもへの優しさにこだわる「ジャポニカ学習帳」のブランドフィロソフィーに共鳴してコラボを申し入れた。

相手へのメッセージを書き込めるスペースをつくるなど、コミュニケーションを後押しする工夫を盛り込んだ。

YouTubeのサントリー公式チャンネルには、実際に「おやここうかんにっき」を使った3組の親子のドキュメンタリー動画を掲載した。