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「共感」への対応が顧客を呼ぶ!

アディダス・ジャパン 日本初のサステナビリティエリアが盛況

2015年からプラスチック廃棄物削減に取り組んできたアディダス ジャパンはミヤシタパーク内の新店に、サステナビリティエリアを設置。同店では、サステナブルプロダクトに想定以上の反響があったという。

サステナビリティエリアと柱に設置されたグラフィック。「RON TOPAZ Creat ive Lab」の柏原晋平氏とアーティスト・甲斐千香子氏が装飾を手掛けた。

アディダス ジャパンは7月28日、東京・渋谷の新施設「ミヤシタパーク」内に「アディダス ブランドセンターRAYARD MIYASHITA PARK」をオープンした。店舗内には、日本初となる「サステナビリティエリア」を設置。再生可能な素材を使用したシャツやシューズはじめとしたサステナブルプロダクトを販売している。エリア内には環境問題を啓発するグラフィックも掲示され、プラスチックごみ削減のメッセージを発信している。

プロダクト

オープンを記念してつくった限定Tシャツ(税込6039円)。同店舗では、スタッフの発案でユニフォームとして使用されている

(左)「PRIMEBLUE タンクトップ」(税込4939円)(右)「ULTRA BOOST DNA PARLEY」(税込1万9800円)。どちらもサステナビリティエリアにて販売している。

ビジョンを商品に落とし込む

同社は、「END PLASTIC WASTE(プラスチック廃棄物をなくす)」をビジョンに掲げ、徹底したプラスチック廃棄物の削減に挑んできた。2015年には、海洋環境保護団体「PARLEY FOR THE OCEANS」とパートナーシップを締結。海洋のプラスチック汚染解消を目指したA.I.R.戦略(Avoid=プラスチックの使用回避、Intercept=回収、Redesign=再設計)を継続して実行している。

シューズやアパレル製品には、プラスチック廃棄物をアップサイクルして生まれた素材「PARLEY OCEAN PLA STIC」を使用。世界各地でランニングイベント「RUN FOR THE OCEANS」を実施するなど、ブランド全体でプラスチック廃棄物削減に取り組んでいる。

店舗では...

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2015年に国際サミットでSDGsが策定されたのを機に、多くの企業が「サステナブルな(持続可能な)経営戦略」を立てるようになりました。消費者の間でも「サステナブル消費」や「エシカル消費」が広まりつつあり、サステナビリティは商品開発や販促企画のキーワードになっています。そこで本特集では、販促担当者が知っておきたい『サステナビリティの現在地』を探ります。