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英国小売業でも進む、レジなしシステム導入店舗

公開日:2020年4月19日

英国と日本には共通点がある。島国で、人口密度が高い。かたや武士道、かたや騎士道。象徴君主を置き、お茶が好き。全く異なる点もあるが、英国のいまは、ヒントになるだろう。現地からのレポートをお送りする。

キャッシュレス(カード決済専用)セルフレジ


英国では国民の10人に1人、25〜34歳の年齢層では6人に1人がほぼキャッシュレスで生活している(2019年現在)。支払いの主流は、成人の98%が所有するというデビットカードで、2024年には全支払いの50%以上を占める計算だ。

20年ほど前は、小額ならデビットカード、一定額以上なら、クレジットカードか小切手を用いていた覚えがある。現金も使っていたが、周囲から「防犯のため、」とアドバイスされ、小額しか持ち歩かないことが多かった。この、防犯という意識は、英国のキャッシュレス化を進めた一因だろう。

米国シアトルに「Amazon Go」がオープンすると、ロンドンでの開店も噂されるようになった。すると国内スーパーは次々に、『till-free(レジなし)』と呼ばれる、レジを通らずに買い物を済ませられるシステムを導入した。

レジなしシステムを導入した店舗では、顧客がスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、入店の際にアプリのスタートボタンをタップするなどして買い物を始める。店内では商品のバーコードをアプリで読み取り、そのまま手持ちの買い物袋に商品を入れる。買い物が終わるとアプリで決済する …

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