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文化への貢献か、力業のマーケティングか

公開日:2020年4月14日

もちろん日本にも「文化」としてのクラウドファンディングは残っています。東京23区内を編集部ごと移動しながら作られる『TOmag』はCAMPFIREでファンドが成立して創刊されました。

クラウドファンディングサイトといえば僕のような〈ガジェット好き〉が集まる場という印象が強いですが、その起源を辿ってみると、実はちょっと趣が変わってきます。

インターネットを利用した「クラウドファンディングサイト」と呼べるかたちになったのは2000年のこと。ミュージシャンがエージェンシーを介さずに作品を発表するための資金調達サイト「Artist Share」が最初と言われています。不特定多数の出資者から資金を調達するという意味では、1700年代のヨーロッパでページに出資者の名前を刷ることを条件に出版費用を募った慣習まで遡ることができます。

つまり、今のようにガジェットなどの「モノ」と引き換えではなく、文化への貢献に主軸を置いた資金調達方法。クラウドファンディング自体が文化といえば文化なのです …

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