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2020年以降の実店舗の新常識

ライブの待ち時間をエンタメに 1万人が参加した街めぐりイベント

VTuberグループ「にじさんじ」を運営するいちからは、ソニー・ミュージックソリューションズと共同で、「Sound AR」を活用したイベントを開催した。ライブの待ち時間を有効活用し、街めぐりを実施。参加者は1万人規模に上った。

「Virtual to LIVE in両国国技館2019」の会場のようす。15名のバーチャルライバーが会場を盛り上げた。

大晦日に10万人超が視聴 VTuberの市場の盛り上がり

インターネット利用者を中心に盛り上がりを見せる「バーチャルYouTuber(VTuber)」。VTuberは、CGキャラクターに声をあて、YouTuberなどを舞台に活躍する人々を指す。ここ1、2年で日本政府観光局やローソン、日清食品、ロート製薬がプロモーションに起用している。ことしの元日には、NHKが、「バーチャル紅白歌合戦」と題して、VTuberと歌手らの歌を放送した。

いちから(東京・渋谷)は、94人のVTuberが所属する「にじさんじ」を運営する企業だ。市場の盛り上がりについて、昨年12月31日~2020年1月1日にかけて、「TOKYOMX」と「にじさんじ公式YouTubeチャンネル」で同時放送した年越し番組『年またぎにじさんじ!~ゆくV!くるV!島﨑信長も来ちゃったよSP!~』を例に上げる。

「大晦日の人気番組が出揃う時間帯に、YouTubeのみで最大同時接続数は約7万人を記録しました。また、地上波を含めると10万人以上の方に視聴いただいていたと推定しています」(いちから 国内VTuber事業本部の原田和也氏)

また、昨年12月8日には、同グループ最大となる単独音楽ライブイベント「Virtual to LIVE in両国国技館2019」を開催。会場は、両国国技館で約6000人が参加した。同日には、ハッシュタグ「#VtL両国」がTwitterのトレンド1位をグローバル、日本の両方で獲得。

「1月8日に配信のあった御伽原江良(おとぎばら えら)というバーチャルライバーの配信でも、グローバル、日本両方のTwitterトレンド1位に入り、視聴者の方々の熱意を感じました」(原田氏) …

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この記事が含まれる特集

2020年以降の実店舗の新常識

人口減少による人手不足の問題が顕著になるなどの時代の変化によって、流通・小売業には実践的な変化が求められている。2020年に入り、五輪という消費環境に大きな変化をもたらすイベントも迫る。今回の特集では、2020年以降を見据え、変化する顧客のニーズに対応し、テクノロジー活用や体験を重視した実店舗など、遠くない将来の「常識」となるであろう挑戦をしている実店舗や商業施設を紹介する。これからの実店舗づくりを左右する社会課題についてもおさらいしておこう。