電子棚札、ウオークスルー決済…最新リテールメディア

公開日:2020年1月05日

トライアルカンパニーは2019年11月27日、「スーパーセンタートライアル田川店」(福岡・田川)をリニューアルオープンした。さらに、「リテールAIプラットフォームプロジェクト」をサントリー酒類、日本ハムら5社とともに発足。流通小売業界の技術革新を果たそうとしている。

セルフレジ機能を搭載したレジカート。一般的なレジを通らず、プリペイドカードを用いたキャッシュレス決済ができる。売り場で買うものを選ぶと同時に、カート付属のスキャナーで読み取り、専用レーンで店員のチェックを受けて退店する。会計にかかる時間を短縮しつつ、レジスタッフの人手不足を解消する狙い。

会計画面。売り場でスキャンした商品に応じて、ほかの商品を勧めるレコメンド機能もある。買い上げ点数を増やす効果がある …

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この記事が含まれる特集

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時代の変化とともに、実店舗の役割は大きく変化している。単なる「商品を売る場所」ではなく、メディアのように消費者に有益な情報を届け、新しい買い物体験を提供する店舗もある。また、テクノロジーの発展とともに、デジタルサイネージをはじめとして店内のメディアも増え、コミュニケーションの手段も多様化した。そこで本特集では、店舗のメディア化で変化する店舗の事例を紹介する。