消費者とブランドとの最大の接点である店頭。そこに消費者は何を求めているのだろうか。そして、化粧品を扱う5つのチャネルはいかにしてそのニーズに応えようとしているのか。
ニーズから逆算してコミュニケーションを図る
化粧品を販売するチャネルは多様化している。コンビニエンスストアではオリジナル商品を展開している一方、「セミセルフ」業態も店舗数を増やしている。
今回の特集では、化粧品を扱う主要チャネルにおいて、各企業がどのようにして消費者のニーズに対応しているかを聞いた。
取材を進める中で、「緊急需要」のあるコンビニ以外のチャネルで共通していたことがある。それは「消費者はさまざまな商品を試せることに価値を感じている」ということだ …