30~40代の大人を魅了 新感覚エクササイズ

公開日:2018年12月26日

ユニークかつ効果的なプロモーションを展開する企業のトップに、どのような視点で販促を考え、展開しているのかを聞く。

FEEL CONNECTION 代表取締役社長
橋本英治氏

1977年東京都生まれ。専修大学経営学部卒業後、土木、外食、総合コンサルティング会社と、さまざまな業界を経験したのちに、2009年8月にベンチャーバンクに入社。新規事業責任者としてFEELCYCLEを2012年に立ち上げた。

直営店35店舗 全国展開

FEEL CONNECTION(フィールコネクション)のフィットネス事業「FEELCYCLE(フィールサイクル)」が、30歳代~40歳代を中心に、支持を集めている。

「FEELCYCLE」は、2012年6月に1号店を東京・銀座にオープンした。その後、5年半ほどで、首都圏を中心に、仙台市や福岡市など全国で35カ所のスタジオを運営している。

「FEELCYCLE」は、暗闇の中で専用のフィットネスバイクをこぎながら、クラブで踊るように音楽に合わせて体を動かす、エクササイズプログラムだ。45分のレッスンの間、ほぼバイクをこぎっぱなし。

「慣れないとキツく感じるかもしれませんが、慣れれば、『あれ、もう終わりなの?』と思うようになります」(FEEL CONNECTIONの橋本英治社長)

スタジオは、利用客が出勤前や退勤後に利用しやすいよう、駅の近くに立地していることが多い。利用料金は、店舗によって異なることもあるが、基本的には月額1万4800円(税別)だ。

スタジオでのレッスンのほかに、大規模イベント「FEELCYCLE LIVE LUSTER(ライブ・ラスター)」を毎年開催している。本格的なライブ会場を舞台に、エンターテインメント性をさらに追求したバイクエクササイズで、ことしは3日間で約4000人が参加した。

「FEELCYCLE LIVE LUSTER」はこれまで、コンサートホール「豊洲PIT」(東京・江東)を会場としていたが、2019年は、「幕張メッセ」(千葉市)に移し、規模を拡大する予定。面積9000平方メートルの「展示ホール9」を利用する …

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