生花の需要を閑散期にも 定期宅配で収益を安定化

公開日:2018年12月18日

生花の需要は母の日や盆、歳暮などの時期に集中する。一方、夏季や年明けは閑散期となり、売り上げは落ち込みやすい。一部の生花店は、Crunch Style(クランチスタイル、東京・品川)が運営する花の定期宅配サービス「BloomeeLife(ブルーミーライフ)」に販路を設け、収益の安定化をめざしている。

1万3000世帯が利用 昨年から倍増

「ブルーミーライフ」は2016年6月7日にクランチスタイルが始めた観賞用植物の定期宅配サービスだ。提携先の生花店が選んだ花が、毎週、あるいは隔週といったサイクルで届く。一般家庭向けには3~5本、店舗やオフィス用にはまとまった数の花を配送する。

ことし11月6日時点の提携店は約60店で、サービス利用者は1万3000世帯超。昨年同時期に比べ2倍に増えた。「最終的には利用者を10万世帯にまで広げ、大手定期宅配サービス並みの認知度にする」(クランチスタイルの武井亮太社長) …

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