「ガマの油売り」と言えば、デモンストレーション販売の古典である。お客の目の前で薬の効用を見せながらの流暢な口上は、伝統芸能とも言われている。現代においても販売員によるデモンストレーション販売は、強く買い物客の興味を引き、また商品訴求に説得力を持たせる販売手法である。買い物客の目の前で商品の一番の魅力を引き出して見せることは、メーカーとして理想的な販売方法であろう。

しかし、予算や運用面の問題で、いつでも販売員によるデモンストレーション販売ができるわけではない。店舗によっては売り場面積などからデモンストレーション販売自体が無理なところも多いだろう。そのようなときにこそ、販売員に代わって商品をアピールできるのが店頭ツールである。今回は改めて店頭ツールによるデモンストレーション販売の魅力を感じた事例を紹介する。

スパークリングワイン「MAVAM（マバム）」は、ボトルを振ると鮮やかなラメのような微粒子が織りなす、マーブル模様が目に楽しいワインである …