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キャッシュレス化社会で広がる「決済連動マーケティング」

公開日:2018年6月25日

  • 前 佳聡氏(大日本印刷)

キャッシュレス化の効能は、業務効率化にとどまらない。購買データの活用で日本のお買い物が変わる。

今月のテーマは

「決済連動マーケティング」

キャッシュレスでマーケティングが変わる

経済産業省は、「キャッシュレス・ビジョン(2018年4月)」で、キャッシュレス推進への期待として、「実店舗等の無人化省力化、不透明な現金資産の見える化」に加え、「支払データの利活用による消費の利便性向上や消費の活性化」を挙げています。

キャッシュレス決済が進むと、現金決済では把握できなかった「誰が、いつ、どこで、いくら買ったか」という情報をデジタルデータとして蓄積できます。決済データの分析によって、消費者一人ひとりの興味や嗜好に合わせた、より精度の高いマーケティングができるようになります。

購買履歴の活用は、従来からさまざまな取り組みがありました。しかし、現金でのお買い物が捕捉できなかったことや、膨大なデータを分析するロジックの精査が不十分だったことなどから、実効性の高い施策につなげることが困難でした。それが、キャッシュレス決済で変わろうとしています。

機械学習技術で高度化するデータ活用

たとえば、大量の決済データを機械学習によって分析し、顧客一人ひとりに「高級志向」「健康志向」「趣味嗜好性」「行動特性」などの分類タグを付与できるとしたら、どうでしょうか。

企業のマーケティング担当者は、データ編集作業の試行錯誤から解放され、戦略立案に没頭できるようになります …

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