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日本でブランド価値を確立 アジア市場へ大きく波及

ユニークかつ効果的なプロモーションを展開する企業のトップに、どのような視点で販促を考え、展開しているのかを聞く。

フェンダーミュージック 代表取締役社長アジア統括
エドワード・コール氏

2014年9月、アメリカのフェンダーミュージカルインストゥルメンツコーポレーション入社。2015年4月フェンダーミュージック社長に就任。これまでにラルフ・ローレンジャパン社長など18年に及ぶライフスタイルやラグジュアリーブランドでの経験を活かし、フェンダーのアジアでのビジネス全般を指揮している。サンフランシスコ、ロンドン、香港、東京など50の国・地域でのビジネス経験を持つ。

日本はエキサイティングで影響力の大きいマーケット

トップアーティストはもちろん、プロ・アマチュアを問わず、多くのギタープレーヤーやベースプレーヤーから支持されているブランド、フェンダー。フェンダーミュージカルインスツルメンツコーポレーションがアメリカで創業したのは1946年。すでに70年以上の歴史を持つ老舗楽器メーカーである。日本でも約50年間にわたって、主に国内代理店により事業を展開してきた。

2015年4月、フェンダーの日本法人であり、アジア統括本部の役目を果たす、フェンダーミュージックを設立した。日本法人の設立によって、従来以上に日本マーケットにおけるフェンダーブランドの訴求に力を入れている。

日本マーケットを重視する理由について、フェンダーミュージックの社長でアジア統括のエドワード・コール氏は次のように話す。

「日本市場はとてもエキサイティングであり、影響力の大きい重要なマーケットだ。消費者は高い教育を受け、洗練されている。日本から発信されるトレンドは、アジア全体へと波及することが多い。近年は世界各国からの訪日客が増えていることから、(日本でのコミュニケーションは)アジアだけでなくアメリカやヨーロッパなどグローバルに影響を与えるものになっている」

SHIBUYA TSUTAYA 7F WIRED TOKYO 1999(SHELF67)で開催された「FENDER CAFE」
主に楽器演奏を始めて間もない人や、これから始めたい人に向けて、著名ミュージシャンが愛用した日本製フェンダー楽器の展示や、オリジナルメニュー「FENDER BURGER」を販売するなどして、フェンダーの世界感が気軽に楽しめるような内容で展開した。

渋谷TSUTAYAで期間限的カフェ 銀座三越でポップアップストア

フェンダーミュージックは、ブランドの価値を高めるため、さまざまな施策を展開している。直近では、9月14日から10月3日まで、SHIBUYA TSUTAYA 内のWIRED TOKYO 1999(SHELF67)において実施した「FENDER CAFE」もそのひとつだ。

新製品「MADE IN JAPAN TRADITIONAL」の発売を記念して開催したイベントで、カフェに著名ミュージシャンが愛用した日本製フェンダー楽器を展示し、オリジナル限定メニュー「FENDER BURGER」などを提供した。ギターをこれから始めたい人や、始めて間もない人でも楽しめる内容だった ...

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