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湖池屋、商品ラインを拡大 高価格帯スナック市場の創造へ

公開日:2017年9月27日

湖池屋がポテトチップスなどスナック菓子のラインナップに高価格帯を投入し、販売単価の低減に歯止めをかけようとしている。10月には150万袋限定で、298円の高級ポテトチップスを発売する予定だ。これまで手ごろな価格の商品が主流だったスナック菓子の価格レンジを広げることで市場活性化を図る。

湖池屋の佐藤章社長。中食・外食需要の高まりにもクロスマーチャンダイジングや販路拡大の機を見出そうとしている

298円の高価格帯を発売 レギュラー品は増量へ

湖池屋は9月から、高価格帯のポテトチップス商品の販売を開始する。まず新商品2種「KOIKEYA PRIDE POTATO 手揚食感 長崎平釜の塩」「同 柚子香るぶどう山椒」を、9月4日にコンビニエンスストア、同月18日にスーパーマーケットなどで発売。いずれも市場実勢は150円前後(税抜)、内容量は60グラム。

また9月11日には、発売55周年を迎えた「湖池屋ポテトチップス」をリニューアルし、ラインナップを刷新する。「ポテトチップス うま塩」、「ポテトチップス サラダ」の2品を発売し、「うす塩」と「コンソメ」の販売は終了する。

リニューアルに伴い、内容量は63グラム~66グラムで、従来より増量した。湖池屋の佐藤章社長は、「全体的にポテトチップスの内容量は減少傾向で、現在は1人あたりの適量が35グラム~40グラムと見ている。しかし、家族や友人と分ける食べ方も多い。低価格化と内容量のバランスで苦しんできたが、やはり食べて満足していただける量に近づけたい。少量ではあるが増やして、お客さまの声を伺いたい」と発表会で話した。

パッケージでは「日本産じゃがいも100%」の文言を目立たせるようにした。消費者の、国産品への信頼度の高さをくみとったデザインだ ...

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