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「どこからどこまでがパッケージか」をいったん捨ててアイデアを考えてみる

公開日:2017年5月25日

パッケージの役割は、(1)トライアルを実現すること、(2)商品価値を高めること、(3)ブランド資産を蓄積すること、(4)全体のコミュニケーションとの相乗効果、(5)購入後に経験価値が高まるようなしかけ・しくみづくりを行うことの5つが大切である。

しかし、どこからどこまでが商品の中身で、どこからどこまでがパッケージなのかという点については、定義するのが難しい。ポテトチップスやペットボトルのお茶などは中身とパッケージの差がわかりやすいが、口紅やマスカラはどこまでがパッケージなのだろうか。たとえば卵の殻はパッケージだとしても、黄身の立場から見れば、白身はパッケージかもしれない。

ただし、どこまでがパッケージかを定義することがここでの目的ではない。ポイントは「パッケージの境界線をあえて考えないことで、新しいアイデアや商品が生まれてくることはないだろうか」という視点である。今月ご紹介するパッケージは、まさにその可能性を教えてくれる。

四角いクリアケースの中に蛙がリラックスしている姿で座っている。商品名と思われる場所には「コバエ捕獲課 主任 蛙田 捕太郎(かえるだ とったろう)」と書かれている。よく見るとケースの内側の台紙にはオフィスらしきグラフィックが描かれており、営業成績を思わせる「今月のコバエ捕獲数」のグラフも添えられている ...

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