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来店理由が「人」になる時代 接客の販促効果

ソーシャルメディアを駆使する人気美容師・木村直人氏の思考とルール

  • 木村直人(air/ LOVEST Director)

ソーシャルメディアやオンラインサロンなどのデジタルツールを駆使し、いまや美容業界にとどまらない人気を博す美容師の木村直人氏。デジタルを活用した店舗集客策について尋ねると「そもそも集客しようとしてはいけない」と一蹴する。その真意、そして自身の情報発信のにおける思考とルールとは。

ソーシャルメディアでの発信も「集客しよう」とは考えていない

─最近はやはりソーシャルメディア経由での来店客が多いですか。

そうですね。一般的にも、ソーシャルメディアを通じた情報そのものが、店を訪れるきっかけになるというケースは、少なくないと思います。美容室に来る理由も、すでに「技術」ではなくなったように感じます。もはや来店理由は第一に「人」。技術を磨くのは言うまでもなく重要ですが、「その人の技術だから肯定される」という面も多分にあると思います。

カットの上手下手というのはもちろん技術が左右しますが、それと同じくらい、お客さんの解釈にも左右されるんです。(カットした)僕が、「この髪型はいいなあ」と思っていても、当のお客さんが友だちから「イマイチだね」と言われれば、その人の中での僕の評価は一気に下がります。

評価というのは自分で自分に下すものではなくて …

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来店理由が「人」になる時代 接客の販促効果

ネットショッピングが勢いを増す昨今ですが、ネットには決してできないことが、きめ細やかな接客です。接客というと、商品説明を受けたり、商品を探してもらったりという光景が浮かびますが、その意味は広く「サービス」全般を指すようです。そこでしか体験できないサービスがあれば、店舗へ集客する強い求心力となります。接客も立派なプロモーションなのです。

そうした豊かなサービスの源泉になるのは、従業員のケア。本格的なてこ入れが始動している「働き方改革」という観点では、現場ではどんな取り組みが進んでいるのでしょうか。あわせて紹介していきます。