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顧客をつかむ データの使い方・分析法を大公開

WPP、統合データ基盤を構築 テクノロジー企業に逆襲へ

グーグルやフェイスブック、ひいては広告主企業にまで、「データ取得」という分野では遅れをとりがちな広告会社だが、ここにきて世界大手のWPPが巨大なデータプラットホームの提供を始めると発表した。10年間にわたり、データやテクノロジー分野に投資を続けてきた成果だ。

WPPはかねてより、小売大手テスコ傘下の購買データ分析企業ダンハンビーにも食指を伸ばそうとしている。もし彼らが膨大な購買データまで手にすることができれば、競合を一気に引き離すことになりそうだ。

データに投資を続けてきた集大成がいよいよ提供開始

ソーシャルメディア上の閲覧データはフェイスブックやツイッターが、オンライン購買データはアマゾンが、共通ポイントの提供会社やクレジットカード会社も、オフラインでの購買データをはじめ膨大な消費者データを持つ。広告主企業も顧客データベースや自社サイトの閲覧データなどさまざまなデータを有する。

こうしたデータは、広告配信時にとっても価値あるものとして扱われるが、データ獲得レースに一歩遅れがちなのが広告会社だった。直接得られるデータに乏しいからだ。

それでも、データが広告ビジネスを左右する要素になる─と早くから目をつけていた企業はある …

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この記事が含まれる特集

顧客をつかむ データの使い方・分析法を大公開

「流行語大賞」などを見て、「こんな言葉いつ流行ったんだろう?」と感じたことはありませんか。老若男女、津々浦々を巻き込む「流行」が薄れ、トレンドは局所的なものとなりました。消費者の嗜好は多様になるばかりです。

プロモーションでも、「何人来店し、いくつ売れたか」という考え方から、「どんな人が来るか」「買うのは誰か」と一歩踏み込んだ顧客把握が求められるようになりました。

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