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顧客をつかむ データの使い方・分析法を大公開

ビデオリサーチ、新興企業らと位置情報データ活用を本格化

2016年は、位置情報を活用したゲーム「ポケモンGO」が世を賑わせた。配信直後は街の至るところでスマホを覗き込む人が見られたが、もし、彼らがどんな経路を辿り、1日を過ごしているのかがわかれば─位置情報データを活用しようという動きは、今後ますます高まるはずだ。

(写真左から)ビデオリサーチの池田宜秀氏、タップアラウンドの柳瀬敦氏、同・安藤雄太氏、ビデオリサーチの越川夏子氏。

機器の追加設置なく消費者の居場所を特定する

2017年、いよいよ北米で、オンライン広告がテレビCMの広告費を超える見込みだ。フランスやドイツではすでに広告市場シェア1位の座を明け渡しているが、世界最大の広告市場でもついに玉座に手がかかった。

オンライン広告に視線が集中する要因のひとつは、データに基づいて効率的に広告を配信したり、再配信時にさらに改善を行えたりと、「顧客の動きに最適化」できる点と言えるだろう。

しかし、いまや消費者の行動をデータでとらえられるのは、オンライン広告の専売特許ではない。

ビデオリサーチ(東京・千代田区)、グラビティ(東京・品川)、タップアラウンド(東京・品川)の3社は共同で、タップアラウンドの測定技術「TAP Track」を用いた位置情報・行動履歴情報の測定に成功した。消費者インサイトの調査だけでなく …

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この記事が含まれる特集

顧客をつかむ データの使い方・分析法を大公開

「流行語大賞」などを見て、「こんな言葉いつ流行ったんだろう?」と感じたことはありませんか。老若男女、津々浦々を巻き込む「流行」が薄れ、トレンドは局所的なものとなりました。消費者の嗜好は多様になるばかりです。

プロモーションでも、「何人来店し、いくつ売れたか」という考え方から、「どんな人が来るか」「買うのは誰か」と一歩踏み込んだ顧客把握が求められるようになりました。

今回の特集では、データを活用して積極的に顧客ニーズを探り、エリアや顧客ごとにプロモーションを最適化して、効率よく売り上げを伸ばす方法を探ります。