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「販促」と「広報」の因果関係

高校約24校に1校が参加 大塚食品「青春ボトル甲子園」

大塚食品はビタミン炭酸飲料「MATCH」20周年企画として、全国の高校から、パッケージに掲載するビジュアルを募集。実際に載った商品が発売されると、応募校を中心に話題が広まっている。


キャンペーンビジュアル。ビタミン炭酸飲料「MATCH」20周年企画として実施した。

ソーシャルメディア投稿ほか 校長室に飾られるケースも

大塚食品のビタミン炭酸飲料「MATCH」で、全国の高校から募集した写真やイラストなどを載せた特別デザインのボトルが7月〜8月にかけ出荷され、水面下で話題が広まっている。メインターゲットの高校生にダイレクトにアプローチしながらも、前例のない企画。小売りのバイヤーからも好評で、棚の獲得にも寄与しているようだ。

「青春ボトル甲子園キャンペーン」と題し、昨年12月1日からことし3月31日にかけて参加を募った企画。

写真で応募する場合は「撮影は自分の高校内でのみ」「企業の看板や有名人などの写真の映り込みを避け」「高校の仲間、教師などメンバー全員の許諾を取る」。イラストも「既存キャラクターや似顔絵など著作権、肖像権の侵害はNG」とし、さらに教員や校長の許可が必要。

消費者参加型のキャンペーンとしては高いハードルを課したが、約200校が応募した。全国の高校数は4845校(文部科学省「平成28年度学校基本調査」)で、約24校に1校が参加したことになる。大塚食品はここ5年間ほど、毎年100万人くらいの規模で高校生にサンプリングを行っており、学校側の商品への理解があったことも見逃せない。

ボトルが発売されると、Twitterなどソーシャルメディアで投稿が相次いだ。写真付きのものも少なくない。「従来はソーシャルメディアでMATCHの写真が投稿されるケースは少なかったが、今回の企画を機に …

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ターゲットの購買を促しながら、世の中で話題をつくり、さらに成果を高めていく─販促と広報は、短期視点、長期視点という違いがありながら、売り上げを伸ばすためには連携することが望ましい。販促と広報をどうつなげていくか。そのノウハウを、事例を通じて紹介する。