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社会人ラップに改正風営法――クラブカルチャーが市民権を得始めた

ラッパーが楽曲に合わせ、1小節ごとに即興でフレーズをぶつけあう「MCバトル」に人気が集まりはじめている。テレビ番組化されたことで、より裾野が広がったようだ。一方、改正風営法は6月23日に施行。朝までダンスとお酒が楽しめるクラブが増えることが期待される。

100人以上が試合にエントリー、動画は2万回視聴
(写真左上)自分のバックグラウンドから飛び出す即興のフレーズで勝負するため、事前に名刺交換するのがルール。(右上)「エリート会社員」と「歯科医」の対戦は名勝負との呼び声高い。(左下)積み重なった思いをトラック(楽曲)に乗せて吐き出す。(右下)審査員はラッパーのDOTAMAさん(左)や元AKB48でタレントの平嶋夏海さん(中)ら。第二回には辛酸なめ子さんが加わる。

社会人なら背負ってるもんで勝負しろ

即興ラップで言葉をぶつけ合うMCバトルに注目

2人のラッパーがステージに立ち、DJが流すトラック(楽曲)に即興の歌詞を乗せて激しい舌戦を繰り広げるMCバトル(フリースタイルバトル)に、注目が集まっている。クラブイベントやヒップホップファンにとってはなじみ深いものだが、テレビ番組でMCバトルの模様が放送されるなどして、市民権を得つつある。

MCバトルはプロだけのものではないと、一般参加者を募ってイベント化するところも出てきた。火付け役は、バブルサッカーやローション大運動会などのイベントを手がけるハイ(東京・渋谷)。同社は「名刺交換から始まるMCバトル」のフレーズがキャッチーな「社会人ラップ選手権」を主催する。

第一回開催はことし4月23日。初回ながら100人以上のエントリー希望者が集まり、観覧チケットも完売。会場となった東京・渋谷の「club bar family」に80人が詰めかけた。サイバーエージェントが運営する動画配信サービスの「AmebaTV FRESH!」でも会場の様子を流し、6月までにおよそ2万人が視聴した。

イベントを主催するハイの小式澤郁・代表取締役は、企画の背景をこう語る …

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