「ジャケ買い」したくなるパッケージとは

公開日:2016年5月29日

カラーバリエーションも豊富なche(チェ)のパッケージ。ジャケ買いを誘うようなデザインになっている。

中身がよくわからず、パッケージデザインの良さだけで購入することを「ジャケ買い」というが、もともとは輸入盤のレコードをジャケットやイラストから想像して買う行為からきたものである。今やドラッグストアやスーパーで売られる商品に対しても使われている言葉だ。

そのジャケ買いに復活の兆しを感じる。市場縮小・製品のコモディティ化に伴う差異化手段として、デザインの魅力で買ってもらうことの重要性が高まっている。

世の中の風潮としてたばこが吸いづらくなる中、たばこ産業はこのジャケ買いの重要性が増している分野の一つ。最近よく見かけるのが、革命家チェ・ゲバラのイラストを使ったたばこのパッケージだ。キューバ葉を使用していることからチェ・ゲバラのイラストを使用しているようで、商品名もche(チェ)である。写真のとおり、さまざまな色があり、何ともジャケ買いを誘うデザインになっている。こうしたジャケ買いを誘うパッケージは …

この先の内容は...

販促会議』 定期購読者限定です

ログインすると、定期購読しているメディアの

すべての記事が読み放題となります。

購読

1誌

あたり 約

3,000

記事が読み放題!

この記事をシェア