部門を越えてデータの活用を推進していくには?

公開日:2016年2月14日

  • 簗島亮次(インティメート・マージャー 代表取締役社長)

「データは売りにつながる!」ビッグデータ活用のプロが、販促におけるデータの使い方をやさしく指南します。今回は読者の皆様よりいただいた質問におこたえします。

データの専門家が解決する
データあるある Part1

データを活用したマーケティングを行うことの必要性は感じているけど、いまいちうまく進めていくことができない、どこからどう手をつけていいかがわからないといった悩みを抱えている人や会社は多いと思います。典型的な問題の解決方法やどのように向き合っていくかというデータを使うための心構えを今回は紹介します。

データを使おうと思っても、部門を越えて説得していかなくてはいけず、そこがハードルになっている。

この課題を相談されることはとても多いです。この手の問題の源泉は、データを最大限活用するまでのプロセスに、商品企画、マーケティング、広告出稿などのデータ活用先の知識、そしてデータを取り出し加工するなど、データを活用するまでに必要な知識が、部門をまたいで必要になることにあります。

問題を解決するコツは「まず自分の部門でできる範囲でデータを活用できる場所を見つけ出し、そこで成功事例を作り出す」ことです。例えば、広告配信のチームであれば広告配信に性別のデータや …

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