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街が面白ければ消費は動く 屋外プロモーションの“王道”とは

公開日:2016年2月25日

渋谷、銀座、新宿と都心の再開発が進む一方で、準都心も負けてはいない。昨年末、「東京・立川エリアの良さを、ファッションを軸に伝えよう」と掲げ、伊勢丹立川店ほか4施設は共同で「立川ファッションウィーク」を開催。リレーファッションショーなどで街行く人の目を楽しませた。商業施設ではなく、街を主語に─街に人を集め楽しんでもらえれば、必ず消費も動く。プロジェクトの背景を追った。

ファッションショーに出演したモデルの皆さん。ショーを終えてグランデュオ立川入り口前でフォトセッション。

ライバル4店舗が手を結ぶ

「我々が立川を盛り上げるべき」─伊勢丹立川店が、目と鼻の先に居を構えるルミネ立川店に話を持ちかけたことがスタートのきっかけになったイベント、「立川ファッションウィーク」。立川髙島屋や、グランデュオ立川も巻き込み、東京・立川駅周辺を拠点とする4つの商業施設が共同で手がけたイベントだ。2015年11月20日から12月6日の16日間に開催した。事務局兼プロデューサーとして、4つの商業施設間のバランサーをも務めた阿部泰祐氏(5MEDIT)は、「立川という“街”を主語にしなければ、4社が手を結んだからといって自治体など地元の方々の協力は得られなかっただろう」と振り返る。

阿部氏は現在「渋谷ファッションウイーク」(メルセデス・ベンツファッションウィーク東京との連動)などに携わり …

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