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白組を応援したいワタシ

ジャニーズファンの女性たちは審査に積極的。結果、視聴率も上がり、NHKは同審査をやめるにやめられなくなった。
イラスト:高田真弓

早いもので師走である。12月の風物詩と言えば、クリスマスに忠臣蔵、カウントダウンイベントなど事欠かないが、大晦日のNHK『紅白歌合戦』もその1つであることに異論はないだろう。昨年の視聴率は42・2%(2部)。テレビ離れが叫ばれる中、この数字は大健闘である。

とはいえ、その内容については、正直あまり印象にない。昨年も盛り上がったのは、映画『アナと雪の女王』の主題歌「レット・イット・ゴー」をエルサ役のイディナ・メンゼルと日本語版でアナを演じた神田沙也加がデュエットしたシーンくらい。誰が初出場だとか、トリが誰だとか、ましてや紅白どちらが勝ったとかはよく覚えていない。

そんな昨今の紅白に、一つ面白い事実がある。この10年間の勝敗を見ると、白組の9勝1敗なのだ。それまでは抜きつ抜かれつで、2005年時点で28勝28敗。だが、そこから白組の快進撃が始まる。原因は、05年から視聴者が投票できる「デジタルTV審査員」票が無制限になったからである。それまでも同審査は存在したが …

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