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「驚安」と「高付加価値商品」の融合

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「ドンキらしい」明るい店内 
店舗に一歩足を踏み入れると、ドン・キホーテならではの元気あるPOPと商品積みが目に入る。そのまま店内奥へ進んで行くと、約1万円の蜂蜜や輸入品といった通常のドン・キホーテ店舗とは異なる高付加価値商品が陳列されている。

まずは「ドン・キホーテ」を楽しんでもらう

「驚安の殿堂(以前は、「激安の殿堂」)」を掲げ、食料品からブランド品までリーズナブルな値段で扱う総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」。

若者客を中心に、「とにかく安い」というイメージと共に親しまれている「ドン・キホーテ」だが、2015年5月、そんなイメージとは少し異なる新店舗「プラチナ ドン・キホーテ白金台店」をオープンした。白金台という新たな土地への進出による利用層の拡大と、高付加価値商品のテストマーケティングが出店理由のひとつだ。

店の前には巨大な水槽と、テナントとして入っている松阪肉専門店「朝日屋」の看板が目を惹く。

「ドンキ色は出しながらも、地域密着をテーマに白金台という街に適したお店にしたいと考えています。水族館のような水槽や、朝日屋の目立つ看板は、店舗の前を通る人が少しでも楽しんでくれたり、気になってくれたりすればいいなと思っています」(ドンキホーテホールディングス・リテール・マネジメント 取締役 服部将允氏)。

「ドン・キホーテ」の名前は知っていても、入ったことはない人に関心を抱いてもらうための工夫だ。また、道路に面した、広い店舗入口は横断歩道から一直線に結ばれており入店しやすい。入口すぐの商品棚には季節ものを置き、秋冬であれば色とりどりのハロウィングッズやクリスマスアイテムが歩行者の気を惹く。

「プラチナ ドン・キホーテは通常店舗と比べて高付加価値商品を充実させる、ブランド品などは置かないといった特徴がありますが、ドンキらしさである安さや賑やかな商品の置き方などは踏襲しています」。

そのため、低価格商品の品揃えや通路幅 …

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