ライアビリティーシフトで購買データの活用を見直す機会に

公開日:2015年3月30日

数々のグローバル企業で新規マーケット参入、商品開発の経験を持ち、現在は複数の大手企業のアドバイザーを担う射場瞬氏が、アメリカでの調査をもとに、日本の販促担当者が知っておくべきSP分野のキーワードを解説します。

ライアビリティーシフトにより、店舗での支払の際、PINコード(4桁の暗証番号)の入力を求められることが多くなりそうだ。
イラスト:根津あやぼ

    「ライアビリティーシフト」
    Liability shift

    カード大国の米国で2015年秋から導入される「ライアビリティーシフト」とは何なのか?それにより、販促にどんな変化が起きそうなのか?について今回は迫ります。

販促▶ 米国で10月から導入されるライアビリティーシフトとは何ですか?

射場▶ 「ライアビリティーシフト」とは、「債務責任の移行」を意味し、偽造カードが不正使用された場合の損失の補填をする責任の所在が変更されることを言います。具体的には、EMV準拠の接触型ICカードが …

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