失踪した妻はどこに!?劇場を核にしたPRで作品への興味を促進

公開日:2015年2月16日

2014年12月12日より日本で公開された映画『ゴーン・ガール』。配給会社である20世紀フォックス映画は、映画のPRとして、公開前よりプロモーションを開始。「妻の突然の失踪」により作中に出てくるミステリー要素をちりばめた、予告編動画やキャンペーンを展開し、興味喚起を図った。

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劇場告知を強化、キャンペーンへの誘導も
劇場では、予告編の上映にはじまり、チラシ、ポスター、バナー、看板、パネルを掲出。さらに、iBeaconを使い「エイミーを探せ!キャンペーン」サイトへの誘導を行った。キャンペーンは、予告編の動画やウェブ上のヒントから、映画の内容を予想したツイートを送った人の中で抽選で1名に旅行券50万円分をプレゼントするという内容で、SNSでの拡散を狙った。

20世紀フォックス映画 
映画『ゴーン・ガール』公開プロモーション

映画『ゴーン・ガール』は、アメリカで600万冊以上を売り上げたギリアン・フリンのベストセラー小説を原作にしたミステリー作品。14年10月に各国で公開が始まり、日本ではそれより2カ月後の12月12日に公開をはじめた。

配給会社の20世紀フォックス映画は、映画のPRのため、9月よりプロモーションを開始。映画館内でのプロモーションを中心に、テレビ、新聞、ウェブキャンペーンで作品への興味喚起を図った。

映画は、結婚5周年の記念日に、突然妻のエイミーが失踪してしまったことから始まる。失踪した妻を捜す夫ニックが、警察の捜査やメディア報道に追い込まれ、さらに妻殺害の疑いを掛けられてしまうというストーリーで、失踪の痕跡を捜す中で事件は思わぬ方向に展開していく …

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