“地元”を掘り下げる 老舗百貨店の挑戦

公開日:2014年12月11日

天神エリアで最も長い歴史を持つ百貨店、岩田屋。周辺では新館オープンやリニューアルなどのニュースが相次いでいる。最先端の販促ツールを持つ新店に負けず、安定した売り上げを維持するための戦略とは。

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岩田屋創業260周年記念企画「いい日。」キャンペーン。フォトグラファーのレスリー・キーを起用したキャンペーンビジュアルを制作した。
第2弾となる秋キャンペーンは「福岡の家族」がテーマ。

老舗の強みを生かした260周年キャンペーン

創業260周年を迎えた岩田屋。最大の強みは何といってもその長い歴史と関係を築いてきた地元顧客だ。260周年のキャンペーンでは福岡とのかかわりをアピールするため、地元で活躍する女性8名をモデルに広告を打ち出した。

岩田屋三越・販売促進担当長の岩﨑清治氏は「これからも地域との結び付きを大切にするという未来に向けたメッセージを伝えたかった」と話す。

10月の第2弾では屋台の店主一家など福岡在住の家族5組がモデルとなった。「福岡には地元好きが多い。親近感を持って …

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