
応募者は公的施設よりも、クラブ活動や習い事、学童の仲間同士の応募や、先生が頑張っている子どもたちにプレゼントしたいというケースが多いという。
日本最大級の宅配ポータルサイト「出前館」を運営する夢の街創造委員会は、2014年3月1日に東映が公開する映画『魔女の宅急便』とコラボしたキャンペーン「映画『魔女の宅急便』〜あなたの街にキキが食事をお届けします~」を2013年12月9日より開始した。
これは当選者に、主役のキキを演じた女優の小芝風花が劇中と同じキキの姿で「出前館」の食事を持って訪問するという企画。応募は個人ではなく、幼稚園や小学校、スポーツクラブなどの団体・施設に限定されており、最大20人前の食事もプレゼントする。
映画の主人公が劇中で「お届け屋さん」をするという設定から、東映がコラボを打診し、両社で検討を重ねて企画が実現したという。
夢の街創造委員会 新規事業部グループの石黒恵理加氏は「今回の企画は短期的な売り上げに結び付けるものではなく、キキが食事を届けるプレゼント企画自体をイベント化し、メディア取材を通して、『出前館』の認知度を向上させ、利用につなげるという広報視点が入った長期的な販促を狙っています」と話した。