- TVアニメシリーズ『ひぐらしのなく頃に』の話題を再燃させ、営業期と稼働期に「ひぐらしパチンコ化」という話題がピークになるようにしたい。
- コンテンツのファンがホールに行ってみたくなるような施策を展開したい。
- 新台導入に直結する仕組みを構築したい。
オリエン内容

東急エージェンシー 第3クロスメディアプロモーション部
プロデューサー 飯田雅之氏(いいだ まさゆき)
国民的キャラクターのプロモーションプロデューサーとしてセールスプロモーションを中心に数多くのイベントやキャンペーン、PRなどの企画・プロデュース業務を担当。2012年より東急エージェンシーに転籍。現在、飲料・医薬品・アミューズメント関連等の幅広いジャンルのプロモーションに携わる。
プレゼントーク(1)
パチンコ新台導入におけるプロモーションにはさまざまな制約があるためコンテンツの力を効果的に活用したプロモーション展開を構築する必要があります。しかしながら、現状、コンテンツ自体に旬な話題が無く沈静化している状況です。そのため、本プロモーションでは、営業期から稼働期を見据えどのようにコンテンツ自体を盛り上げられるか。つまり、「ひぐらし」の話題が最大化するプロモーションのコア装置を構築することが企画立案の上で最大のミッションと考えます。
- 現状の業界におけるプロモーション環境とコンテンツの状況を共有。
- プロモーションの目指すべき方向性を明確に提示した上で、企画立案の本題へと移る。
ポイント(1)
プレゼントーク(2)
ひぐらしのコンテンツ自体を盛り上げ、話題を最大化させるコア装置を構築する上で、我々が考える最も重要な事は、熱狂的なひぐらしファンを味方にする事です。ファンの期待をかき立てる新たなひぐらしネタを新台導入までのスケジュールにシンクロさせた理想的なシナリオで提供し、熱狂的なファンから派生し、拡散するひぐらしの話題をパーラーへ届ける展開を目指します。
- ゴールまでのシナリオを具体的に提示
- 何が「重要」なことかを強調する
ポイント(2)
プレゼントーク(3)
コアアイデアは、ファン待望のひぐらし再始動の象徴、ひぐらし新作映像化プロジェクトです。本プロジェクトは新台導入プロモーションのためだけに新作アニメを制作し、そのアニメ映像をDVDパッケージとしてホール景品にするという業界初の試みです。この話題性のある施策をプロモーションの中心として展開していくことで、ファンの期待をかき立て、ひぐらしアニメファンをパチンコひぐらしファンへ導いていきます。そして、この業界初の施策を「P-OVA」と題して、アイコン化することでパーラーへの興味喚起も図っていきます。
- 業界初というインパクトあるコアアイデアをロゴデザインと合わせて提示。
- ひぐらしファンがホールへ向かうというイメージを強く印象付ける。
ポイント(3)
プレゼントーク(4)
ひぐらし作品には映像化されているシナリオ以外に多数のシナリオが存在します。その中でも今回の新作映像の原案には、同人作品のPCゲームの付録としてのみ頒布された幻のシナリオと呼ばれファンの中で話題をよんだ「ひぐらしアウトブレイク」を提案します。本映像化プロジェクトでは、このシナリオを基に、原案では描かれていない結末のシナリオを追加し、1話完結のオリジナル作品として制作します。幻のシナリオがついに映像化する。この話題によりコアファンのみならず周辺ファン、そして、ひぐらし作品全体に大きな反響が生まれ、コンテンツの話題が効果的に盛り上がりを見せます。
- 「幻の作品が新作映像化」という話題がさらにファンの盛り上がりと期待をかき立てることを明確に提示。