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企業主語の発信は受け入れられない!エクスペリエンス・マーケティングのすすめ

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その商品は、どんな体験を与えてくれるのか。どんな問題を解決してくれるのか。そうした視点で商品のスペックではなく、「体験」や顧客の知りたいことを打ち出せば、商品の魅力が伝わりやすくなり、その結果、商品が売れるとコンサルタントの藤村正宏氏は言う。
「体験」を伝えることで商品の価値を高める手法を紹介する。

「モノ」を売るな!「体験」を売れ!

ソーシャルメディアやスマートフォン、動画で発信される情報は増殖し続け、マスメディアの時代は遥かかなたに過ぎ去り、今やソーシャルメディアの時代になった。生活者は多種多様のメディア、チャンネル、コミュニティから情報に接触し、自らも発信している。企業の広告や販促は、その膨大な情報の海の中に埋もれ、選ばれにくくなっている。

当然、マーケティングの考え方もその環境に合わせて変わっていかなければならない。もう従来のモノを売るというマーケティングでは、売れない時代になったのだ。もちろん、こんな時代でも、売れている店や行列のできる飲食店は確実に存在する。不景気だ、不況だと言われている時代に、繁盛しているところは何が違うのだろう。それは、「モノ」ではなく「体験」を売っているということ。その方法が「エクスペリエンス・マーケティング」である。

商品・サービスを提供されたお客さまが、どういう「体験」を手に入れることができるのか? そういう風に考えるのがエクスペリエンス・マーケティングの手法である。例えばあなたが夏の朝、風邪をひいたとしよう。昨晩エアコンを消し忘れてしまい、頭が痛くてのども痛い、身体がだるい。でも忙しくて仕事が休めない。ちょっと無理をして会社に行った。そして出社する前に会社の近所のドラッグストアに寄って、風邪薬を買おうとした。風邪薬の売り場にはたくさんの風邪薬があり、どれを買っていいのかが分からない。そんな時に、こんなPOPが付いていたらどうだろう?

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