- 2013年から導入開始している「ピークシフト自販機」の、消費者認知50%以上の獲得。
※「ピークシフト自販機」とは、日中16時間もの間、冷却用の電力を使わず消費電力を95%削減しながらも、冷たい製品を提供する自動販売機 - PRイベントを中心としたコミュニケーションの展開
オリエン内容
今月のプロ

株式会社モメンタム ジャパン
戦略開発局 プランニング マネジャー
渡辺大輔氏(左)わたなべ・だいすけ/2012年7月にPR会社より転職。主にストラテジックならびにPR領域のプランニングを担当。
戦略開発局 プランニング ディレクター
湊川将当氏(右)みなとがわ・まさと/新卒で入社して、約10年。日本コカ・コーラを中心にPRイベント、消費者イベントのプランニングを担当。

プレゼントーク(1)
まずはピークシフト自販機を取り巻く市場環境について整理します。震災後のさまざまな報道にもある通り、今の日本の社会的問題として電力の供給問題があるのは既知の通りです。また、そのような社会的問題の影響を受け、自動販売機は日中の電力使用の最小化が求められています。
- 社会的背景を共有し、企画のスタート位置を認識してもらう。
ポイント(1)

プレゼントーク(2)
ピークシフト自販機は、「ピークシフト」という節電方法を用いて、日中の電力をほとんど使用しない、今の日本の電力事情に適した自動販売機であると言えます。
- 最大の特長をシンプルに記載。
ポイント(2)

プレゼントーク(3)
そもそもピークシフトは、どのくらい認知・理解されているのでしょうか。弊社の独自調査データによると、電力に関することと回答した人は17%、さらに節電に関することと回答した人は3%しかいませんでした。
現時点では、ピークシフトは節電に関することであるという認識は低く、ピークシフト自販機の理解を促進させるためには、ここに大きなバリアがあると考えられます。
- 説得力を持たせるために、オリエン資料やオープンデータでは足りない情報を独自調査データとして提示。
ポイント(3)

プレゼントーク(4)
一方で、生活者は節電をどのように捉えているのでしょうか。
弊社が行ったインタビュー調査によると、節電は大切または必要だと思うものの、自分の生活を犠牲にする、または切り詰める感じを受けるなど、大変なものとして感じていることが分かりました。
- インタビューで抽出した生の声を提示することで、インサイトに説得力を持たせる。