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『人的資本経営ストーリーのつくりかた』実践講座 ー 戦略と人材の繋がりを構造化し、投資家や社員の共感を生む「語れるストーリー」を設計する
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「データの羅列」で終わる開示から、投資家と求職者が動く「価値創造ストーリー」へ。
2023年に始まった有価証券報告書での人的資本開示は、2026年から人材戦略を経営戦略に関連付けて具体的に記載することが求められます。しかし2024年度の開示は、経営戦略と人材戦略の連動が見える企業はわずかです。本講座は、楽天・NECで15年IRを担い17人の有力投資家に取材した市川祐子氏が、投資家の思考回路と先進企業の実例をもとに、株価と採用の双方に効く人的資本経営と開示の実践手法を解説します。
投資家が人的資本に注目する理由と思考回路を理解し、「人はコストではなく価値の源泉」という前提で自社の人材施策を語れるようになる。
成長性・収益性・割引率(資本コスト)という企業価値の3要素に、個々の人材施策がどう効くのかを構造的に説明できるようになる。
パーパス・外部環境・経営戦略・人材戦略・指標をつなぐ「価値創造ストーリー」を、自社の言葉で設計・言語化できるようになる。
デンソー、九州フィナンシャルグループ、イトーキ、味の素など先進企業の開示から、自社に応用できる記述と指標の型を抽出できる。
有報・統合報告書・決算説明会資料・採用サイトなど媒体ごとの特性を踏まえ、投資家と求職者の双方に届く開示設計ができる。
上場企業および上場準備企業の経営層(CEO・CFO・CHRO)、人事部門の責任者・担当者(人事企画、人材開発、採用、HRBP)、IR・広報部門の責任者・担当者、経営企画・サステナビリティ推進部門の担当者。有価証券報告書や統合報告書の人的資本パートを作成・監修する立場の方、人材戦略を経営戦略に接続したい方に適した講座です。
![]() scene #1 | 有報の人的資本開示が、データや施策の列挙にとどまっている |
![]() scene #2 | 2026年の開示拡充で「経営戦略と人材戦略の連動」をどう記載するか悩んでいる |
![]() scene #3 | 投資家との対話で、人材に関する質問にうまく答えられなかった経験がある |
![]() scene #4 | 人材ポートフォリオの必要人数やギャップ分析の描き方が分からない |
![]() scene #5 | エンゲージメントや女性管理職比率の数値を、企業価値と結びつけて説明したい |
Point1 17人の有力投資家の本音で「疑似IR体験」をする
「投資家は短期の利益しか見ず、人をコストと捉える」という誤解を解くところから始めます。SBIレオスひふみ藤野氏、コモンズ投信伊井氏など17人の長期投資家が、人的資本のどこを見て何を質問するのか。投資家と会う機会の少ない経営者・人事部門が思考回路を追体験できます。
Point2 人材施策を「企業価値の3要素」で語り直す
あらゆる人材施策は企業価値に影響します。DCFの考え方をもとに、採用やリスキリングは成長性、離職率の低減や人材再配置は収益性、エンゲージメント向上や多様性確保は割引率(資本コスト)の低減に効くと整理。人事の打ち手を経営と投資家の共通言語に翻訳できます。
Point3 開示を起点に社内を巻き込み、対話へつなげる
開示は外向きの作業では終わりません。予算や中計の振返りテーマに「人と組織」を入れる、次期中計の策定過程からIRと人事を絡めるなど、社内の巻き込み方を具体的に提示。策定から公表に至るプロセスで経営陣のコンセンサスを形成し、対話を戦略の洗練につなげます。
01 人的資本開示義務化の流れと2026年の拡充

2014年の伊藤レポートから2023年の有報での義務化、2026年3月の「人的資本可視化指針」改訂、同年6月の開示拡充までを年表で整理します。2024年度の開示で「経営戦略と人材戦略の連動あり」と格付けされた企業が4%にとどまった実態も、データで確認します。
02 先進企業に学ぶ価値創造ストーリーの型

パーパス・理念/外部環境/経営戦略/人材戦略/指標・KPIから価値創造に至る流れを型として理解します。デンソーの価値創造パス、九州フィナンシャルグループの人材ポートフォリオ(As-is/To be)、イトーキの人的投資100億円の計画を実開示資料で読み解きます。
03 経営陣・組織の人的資本と開示媒体の設計

CFOが財務資本の最適配分を担うようにCHOは人的資本の最適配分を担う、という役割定義と、グローバル投資家が見る離職率・従業員エンゲージメントスコアの意味を学びます。有報、統合報告書、決算説明会資料、採用サイトなど媒体ごとの対象と特性も整理します。

時間 | 講義内容 |
|---|---|
第1部 | 「人的資本経営」の潮流と現在地 ①人的資本開示義務化の流れ(伊藤レポート以降) ②2026年の有報開示拡充と可視化指針の改訂 ③長期投資家は人的資本投資をどう見ているのか ④日立製作所・NECに見る人事改革と株価の関係 |
第2部 | 企業価値と人的資本 ①なぜ人的「資本」なのか(人的資源との違い) ②企業価値の考え方(DCF:成長率・収益率・割引率) ③成長性・収益性・リスクに効く人材施策の整理 ④経営戦略施策に対する人事の打ち手例 |
第3部 | 第3部 企業戦略と人材戦略連動の具体例 ①価値創造ストーリーの構造と言語化 ②事例)デンソーの人的資本の価値創造パス ③事例)九州フィナンシャルグループの人材ポートフォリオ ④事例)イトーキ・味の素の投資計画と相関性の開示 |
第4部 | 第4部 人材の多様性の意義 ①経営層が理解すべきダイバーシティの意義 ②ダイバーシティは資本コストを下げる ③大日本印刷に学ぶ多様性と企業価値の関連性分析 ④女性管理職比率・男女賃金差異の国内外比較 |
第5部 | 経営陣・組織の人的資本 ①経営陣の人的資本を評価せよ ②実行力の評価①:CHOの役割と対話での確認事項 ③実行力の評価②:組織カルチャーとパーパス浸透 ④エンゲージメントスコア(ES)と業績の相関性 |
第6部 | 人的資本経営時代の組織体制 ①CEO・CFO・CHOの役割と関係性 ②AI時代の人材戦略とHRBPの配置 ③人的資本投資:社内の巻き込み方例 ④人事組織のワークショップ実施例(①②) |
第7部 | 対話(エンゲージメント)と開示の効用 ①開示の効用と(過剰な)開示のリスク ②投資家は対話で経営戦略のストーリーを重視 ③企業価値評価への非財務要素の組み込み ④ステークホルダーを意識した開示媒体の使い分け |
第8部 | まとめ ①「人と組織」は日本企業の最大のポテンシャル ②未来へのストーリーが株価にも採用にも効く ③開示は自社の人的資本戦略を研ぎ澄ます好機 ④明日から使える人的資本経営の実践チェック |
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