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スタートアップ企業 事業を成長させるクリエイティブ

課題解決と感情面双方にアプローチするCM展開

ラクスが2009年から販売を開始したクラウド型経費精算システム「楽楽精算」。滝藤賢一と横澤夏子が出演するテレビCMシリーズを放映してきたが、コロナ禍で訴求の方針をマイナーチェンジ。経理担当者という限られたターゲット層により一層、着実に届きつつある。

2021年8月に公開した「経理部だけ昭和」篇。コロナ禍でリモートワークが浸透する中、経理担当者だけは出社しなければいけないという悩みをとらえた。

コロナ禍の経理のもやもやに寄り添う

「楽楽精算」は交通費、旅費、出張費など、経費に関わる全ての処理を一元管理できるクラウド型の経費精算システム。経理担当者の業務を楽にするためのサービスだ。その累計導入社数は、2019年に約4400社だったのに対し、22年には1万社を突破。特に21年3月末からの約1年間では、2000社以上が導入に至った。

その成長の後押しとなったのが、2021年8月から放映を開始したテレビCM「経理部だけ昭和」篇と同10月から公開した「部長の秘密」篇だ。滝藤賢一と横澤夏子が出演するこのシリーズは、2017年8月から毎年2篇ずつ制作・展開していたが、21年から訴求の方向性を変えた。

「もともとプル型のリスティング広告をメインに展開してきた中で、もう少し受動的な方々にも知っていただこうとこのテレビCMシリーズを開始しました。17年から19年あたりに放映していたのは、交通費精算や申請不備など、経理の方々が抱える膨大な仕事を効率化して解決できるシステムだということを訴求するものです。リスティング広告と併用することで、認知も契約件数も伸びていきました」と、ラクス クラウド事業本部 楽楽精算事業統括部長 吉岡耕児さんは振り返る。

しかし2020年からのコロナ禍により、21年に入り問い合わせの質や数が鈍化。リスティング広告やディスプレイ広告、営業も同様に以前よりも引きが弱くなっていったという。

「コロナ禍で交際費や出張費などが減り、相対的に経理担当の方々が処理しなければいけない仕事の件数も減ったようです。それまでの業務効率化をアピールする訴求が届きにくくなりました。そこで改めてグループインタビューやデプスインタビューなどで声を聞くと、コロナ禍において出てきた課題のひとつに『経理部だけは出社しなければ仕事ができない』というものがありました。それを元にできたのが『経理部だけ昭和』篇です。既に課題が顕在化していた経理の実務を中心とするコミュニケーションからもう一歩踏み込み、全ての経理担当の方々が...

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この10年でオンラインゲームや業務改革ツールやDX関連など、BtoBやBtoC問わず、スタートアップ企業による広告出稿が増加しています。広告のクリエイターたちも、投資対効果を求められることが多いこれらの表現に関わるケースが増えてきました。ナショナルクライアントのブランド広告などとは異なるのは、企業・サービスともに全く広く知られていない状況から、一気に認知を獲得しなければならないこと。さらにはコンバージョンや営業アシストなどに繋がる表現を、どう磨き上げていくかが問われること。「売り」を押し出す広告があふれることへの是非も問われる中、最前線にいるクリエイターたちはどのように表現を生み出しているのでしょうか。企業のトップやインハウスクリエイターの声も交えつつ、考えていきます。

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