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注目のU35クリエイター デジタルネイティブの仕事と思考

領域やメディアを越境した先で出会える 新しいクリエイターとつくるコンテンツ

人気アーティストSHISHAMOの最新楽曲「またね」とサントリー食品インターナショナル(以下、サントリー)の『なっちゃん』がコラボレーションした短編映画『またね』が2019年秋、YouTubeで公開された。20代の監督として注目を集める松本花奈さんが監督・脚本を務めたこの映画を企画製作したのは、ネット映画レーベル「37.1° 微電影(ナナドイチブ・ビデンエイ)」だ。

電通
鈴木健太

1996年東京生まれ。多摩美術大学中退後、フリーランスを経て電通入社。KIRINJIやSHISHAMOのミュージックビデオや、ネットレーベル・Maltine Records、YouTuber・アバンティーズ、映画祭・MOOSIC LABなどのクリエーティブディレクションを手がける。2008年、NHKデジタル・スタジアムに応募した自主アニメーション作品の受賞を機にキャリアをスタート。

CHOCOLATE Inc. CCO/プランナー
栗林和明

1987年生まれ。10万本を超える映像の分析を糧として、手がけた映像は7億再生を突破。広告や番組、空間、商品、音楽、ボードゲームなどを企画。JAAAクリエイターオブザイヤーメダリスト。米誌Ad Age「世界で活躍する40歳以下の40人」で、アジアから唯一の選出。

スポッテッドプロダクションズ
直井卓俊

映画の企画・配給を手がけるSPOTTED PRODUCTIONS 代表取締役。MOOSIC LABのほか、2020年は齊藤工監督最新作「COMPLY+-ANCE」(2.21公開)、渡辺あやさんが手がけたNHKドラマの劇場版となる「ワンダーウォール」(4月公開)、高校演劇が原作の「アルプススタンドのはしの方」(6月公開)などが控える。

SNSと対極にある映画をYouTubeで公開

ネット映画レーベル「37.1° 微電影」の第一弾となる『またね』。SHISHAMOの新曲「またね」をモチーフに、元・欅坂46の今泉佑唯さんが主演している。

「微電影とは、中国語でインターネットでの視聴を前提とした無料の映画のことです」と話すのは、レーベルを立ち上げた鈴木健太さん。10代の頃から映像ディレクターやグラフィックデザイナーとして活動してきた鈴木さんは2019年に電通に入社。プランナーとして広告の仕事も手がけている。この「37.1° 微電影」(以下、微電影)は鈴木さんの発案で、コンテンツスタジオCHOCOLATE Inc.と映画の配給・宣伝を主に手がけるスポッテッドプロダクションズの協力のもと立ち上げた。

「小さい頃から映画が大好きで、映画監督になりたかったんです。その衝動から、高校時代にインターネットで知り合った松本花奈さんや友人と共にKIKIFILMというチームを立ち上げ、自分たちのつくった短編映画をネット上に公開していました。その頃、友人から『今とても盛り上がってる映画祭があるよ』と教えてもらい、MOOSIC LABに出会いました」と、鈴木さんは話す。

「MOOSIC LAB」とは、スポッテッドプロダクションズ 直井卓俊さんが2012年に立ち上げた、新進気鋭の映画監督とアーティストの掛け合わせによる映画制作企画を具現化する音楽×映画プロジェクトだ。その基点は音楽にある …

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注目のU35クリエイター デジタルネイティブの仕事と思考

東京五輪が開催され、新しい年代が始まる2020年。あらゆるシーンで新しいクリエイティブの力が求められる年になりそうです。そんな年の初めとなる今号、ブレーンでは4年ぶりとなる「U35 クリエイター」を特集します。35歳以下のクリエイターによるプロジェクトチームを中心に、そのクリエイティブ観、働き方に対する考え、どこを目指しているのかなどを取材しました。その他、54名のクリエイターたちにもアンケート形式で回答をいただきました。

クライアントの皆さんはもちろんのこと、一緒に働くクリエイターの皆さん、そしてデジタルネイティブとは普段あまり接点のない皆さんにも、ぜひご覧いただき、新しい世代との出会いのきっかけとして、ご活用いただきたいと思います。

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