【未来社会のデザインを推進するクリエイターの提言】
多様なジャンルの人々が、境界を越え、共創の力で形にした大阪・関西万博。その舞台裏で催事やパビリオンに関わり、構想を形にしていったクリエイターたちは、制作過程でどんな葛藤があり、どんな未来を見据えているのか。6組の視点で振り返ってもらった。

緒方壽人(おがた・ひさと)
Takramデザインエンジニア/プロジェクトディレクター。デザイン、エンジニアリング、アート、サイエンスを領域横断するデザインエンジニア。東京大学工学部卒業。プロダクトからサービスまで多様なプロジェクトに携わる。主な実績としてNHK Eテレ『ミミクリーズ』、21_21 DESIGN SIGHT「アスリート展」など。
関わったプロジェクト/
シグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」

「いのち動的平衡館」のテーマは「いのちを知る」。写真:加藤純平
2年半かけシステム開発
Takramは、大阪・関西万博シグネチャーパビリオンで福岡伸一プロデュース「いのち動的平衡館」の展示全体の企画・開発...