Takeo Paper School

メインビジュアル
「ペーパーの語源って何?」「模造紙は何を模造しているの?」「紙にはなぜあたたかみを感じるの?」――紙の専門商社・竹尾では、これらの疑問に答える紙に関する講義を美術大学などで行ってきた。本展は、その内容の一部を展示形式に再編集して紹介しようとする初の試みだ。「紙ができるまで」「和紙と洋紙」「組成と物性」などの視点から、紙という長い歴史をもつマテリアルの奥深さと魅力を余すところなく伝えるとともに、会場では書籍や図録、漫画など約100冊の参考文献も楽しめる。
竹尾見本帖本店
7月14日~8月13日
土・日曜、祝日休館
お問い合わせ→03-3292-3669
高畑勲展 日本のアニメーションを作った男。

ティザービジュアル「火垂るの墓」
火垂るの墓 © 野坂昭如/新潮社 ,1988
高畑勲の生誕90年であり、かつ高畑の人生に大きな影響を与えた太平洋戦争の終戦から80年となる2025年。この2つの節目をきっかけに、スタジオジブリの企画協力を得て、高畑の創作を振り返る展覧会が行われる。『火垂るの墓』に加え、初期作品であり高い認知度を誇る『アルプスの少女ハイジ』をティザービジュアルとした本展では、スタジオジブリで活動する以前の作品で培った技術や彼の思想、そしてスタジオジブリで制作された映画を、改めて見返す機会となる。
麻布台ヒルズギャラリー
開催中、9月15日まで
会期中無休
お問い合わせ→03-6402-5460(11~17時)
レオ・レオーニの絵本づくり展

レオ・レオーニ 《マシューのゆめ》原画 1991年
Works by Leo Lionni,
On Loan By The Lionni Family

レオ・レオーニ 《うさぎをつくろう》原画 1982年
Works by Leo Lionni,
On Loan By The Lionni Family
小学校の教科書にも掲載されている絵本『スイミー』や『アレクサンダとぜんまいねずみ』のほか、『あおくんときいろちゃん』など多数の名作を世に送りだしたレオ・レオーニ(1910-1999)。その生涯において携わった仕事は、グラフィックデザインやアートディレクションから絵本制作まで多岐にわたる。本展では、49歳になってから始めた絵本づくりに...