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2025年の広告表現 企業がクリエイターに期待すること

監督のアサインやキャスティングまで「自前」主義が効果を生む理由

  • 湖池屋

湖池屋が広告クリエイティブの強化を進めている。2024年は人気商品「湖池屋プライドポテト」のリニューアルを実施したほか基幹商品の「湖池屋ポテトチップス」で新たなコミュニケーションを展開。社内体制の変化やクリエイターとの共創の進め方について話を聞いた。

2024年11月には、山﨑賢人と新木優子を起用した「湖池屋プライドポテト」のCM第二弾「食べます?」篇(上)、「結婚式のあと」篇を公開。

一気通貫でブラマネが担当

湖池屋で広告コミュニケーションを担っているのは、マーケティング本部。本部の中にマーケティング部、2022年に設置され主にメディアバイイングを担う宣伝部、広報部が内包されている。マーケティング部には約30人が所属しており、ブランドマネージャーが、担当ブランドの広告コミュニケーションにおけるコンセプト立案からクリエイターへのオリエン、撮影立ち合いやローンチまで、一貫して担当しているのが特徴だ。

「伝言ゲームのように分業制にするよりも、最初に商品に思いを込めるところから広告まで同じスタッフが担当した方が、メッセージに一貫性が生まれより強く伝わると考えています。部員の平均年齢は28~29歳。一般的なマーケティング組織と比べるとかなり若いと思います。若手の頃から活躍の場を与えて幅広い経験を積んでもらおうと、ここ数年で体制を整えてきました」と、マーケティング本部 副本部長/マーケティング部 部長の新井美彩さんが説明する。

広告制作においては、いくつかの方針がある。…

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2025年の広告表現 企業がクリエイターに期待すること

いつもクリエイティブ面で活気のある広告主企業は、広告会社やクリエイターたちにどんなオリエンテーションを実施し、提案を受けているのか。2024年、広告宣伝活動に注力をした企業・ブランドはクリエイティブに対してどのようなこだわりを持っているのか――。今回は企業の広告宣伝関連の責任者、ブランド・事業責任者らにインタビュー。率直に「今、クリエイターに期待することは何か?」をテーマに話をうかがいました。手段や表現、顧客との接点が多様化する中、どのようなアイデア、企画実行力が求められているのでしょうか。間もなく2025年を迎えるにあたり、考えていきます。