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長く愛される企業になる広告・デザイン

「個人的な言葉」も共感が集まれば「普遍」になる

季節の訪れを伝えるみずみずしいビジュアルと時代に軽やかに切り込み、ハッとさせるコピー。新宿、大宮、横浜などJR東日本ターミナル駅に直結する商業施設「ルミネ」の企業広告は、2007年から約20年弱かけてその「らしさ」を確立させてきた。移り変わっていく時代の中で人の心を捉え続けるコピーは、どのようにして生まれているのか。

(01)「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」(2008年)タブロイド紙『WWD』掲載。

(02)「風はすべて追い風。 わたしがどこを向くかだ。」(2014年)B1ポスター。

(03)「わたしの夢を奪うわたしになるな」(2019年)朝日新聞15段広告。

(04)「心を着替えて、今日を進め。」(2020 年)朝日新聞30 段広告。

(05)「その感情に反射して目の前が色づく。」(2024 年)朝日新聞15 段広告。

(06)「泣いたのは、わたし。泣き止んだのも、わたし。」(2021 年)朝日新聞15 段広告。

(07)国際女性デーに合わせた朝日新聞15 段広告「今日のわたしには、欲しいものがある。」(2024年)。

(08)(07)の二次元コードを読み取ると表示されるビジュアル「あなたの欲しいものが、わたしたちの仕事です。」。(07)に対する、ルミネからのアンサーとなっている。

どんな「ハロー!」なら届くだろう?

ルミネが企業スローガンとして、尾形真理子さんによるコピー「わたしらしくをあたらしく」を掲げたのは2005年のこと。尾形さんはその後の2007年から、企業広告の...

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長く愛される企業になる広告・デザイン

10年、20年、50年、100年と創業から長くステークホルダーに愛されてきた企業ブランド。そのイメージを形成し企業体としての進化を後押しする、広告やデザインの役割とは。そこには時代の流れを鋭く読む、クリエイターの存在があります。今回は長く続く広告コミュニケーションやそのメッセージの変化、企業としての「顔つき」を変えるリブランディングなどのケースを取り上げ、パートナーとして並走するクリエイターの思考プロセスなどにも迫ります。