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2024年広告主がクリエイターに期待すること

マッチングアプリの認識を変えたい Tinder Japan 5年目の展望

  • Tinder Japan

2023年9月から、広告キャンペーン「愛は他人と。」を展開したTinderJapan。マッチングアプリ「Tinder」のイメージをアップデートすべく、獲得型の広告とは距離を置き、ブランディングに注力している。

ブランド理解の深化を狙った 2023年の施策「愛は他人と。」

2023年9月から展開した「愛は他人と。」。コピーは児島令子さんが、クリエイティブはKOORIが手がけた。

米・Match Groupが運営するマッチングアプリ「Tinder」は2012誕生。2015年頃から日本市場でもシェアを伸ばし、2019年に日本法人のMG Japan Services(Tinder Japan)が設立された。2021年から、チョウ・キョさんがカントリーマネージャーを務めている。国内のマーケティング活動はチョウさんがリードし、そのほかマーケティングディレクター、デジタルメディア担当、プロダクトマーケティング担当などが在籍している。

そのチームで手がけた施策が、2023年9月から10月にかけて展開した「愛は他人と。」をテーマにした屋外広告。渋谷駅前ロングボードやシブハチヒットビジョン、東京メトロの複数駅構内などで掲出し、Web動画も公開した。またそれに付随する企画として、TikTokでドキュメンタリー調のドラマ「My First TinderはじめてTinderやってみた。」を公開したほか、SpotifyのTinder公式チャンネルで広告の出演者らによる音声コンテンツを配信している。

渋谷や銀座、六本木、表参道に交通広告を展開。

実施の狙いをチョウさんはこう話す。「米国では結婚の約60%がMatch Groupが展開するアプリ(Tinderを含む)からスタートしているというデータもあるほど、マッチングアプリを通じた出会いというのは一般的です。日本でも若年層を中心に認知は広がってきたとはいえ、まだ『人と人との出会いを生む』という本質的な価値は伝わりきっていません。今後3~5年ほどかけてパーセプションチェンジをしていくべく、今回の施策を実施しました」。

クリエイティブの要はコピー

Web動画「愛は他人と。」より。

Web動画「愛は他人と。」(60秒)では、さまざまな人が恋人、友だち、仲間など...

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2024年広告主がクリエイターに期待すること

いつもクリエイティブ面で活気のある広告主は、広告会社やクリエイターたちにどんなオリエンテーションを実施しているのか。2023年、広告活動を新たに始めた、または例年以上に注力をした企業・ブランドはクリエイティブに対してどんなこだわりを持っているのか――。今回は企業の広告宣伝関連の責任者、ブランド・事業責任者らにインタビュー。率直に「今、クリエイターに期待すること」をテーマに話をうかがいました。手段や表現、接点が多様化する中、またこの1年で従来の業界慣習なども変わりつつある今、どのようなアイデア、企画実行力が求められているのでしょうか。間もなく2024年を迎えるにあたり、考えていきます。