システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

広告注力企業14社が回答「広告クリエイターに求めることは?」(3)

公開日:2023年11月28日


花王
作成センター コミュニケーション作成部
コミュニケーション作成部長
簑部 敏彦

2024年の広告宣伝戦略において、注力したいこと

・生活者と暮らしに寄り添うコミュニケーション
・デジタル施策とリアル店舗の有機的な連携

ブランドが真にお役立ちするために、生活者ファーストの発想と施策設計がますます重要になっている。テレビCFなど、マスのリーチ力も活かしながら、ブランドのコミュニケーションが日常的になること。生活者の気持ちに寄り添うには時間や空間はシームレスになると考えている。その上で施策とリアル店舗での買い物をいかに連携するか。SNS施策などと買い場の距離も、日用品としてアイデアが必要だと感じている。

広告のクリエイターに期待すること

こだわることと、こだわらないこと

クラフトや表現にこだわることは、ブランドへの共感や支持のため、また情報に溢れるなかで見つけてもらうためにも、より大切になってくる。しかし一方で、プロ感のないものがSNSで受けたりもする。クリエイターとして軸を持ちながらも柔軟に引き出しを持てるか。生活者に思いを馳せてアイデアを形にすることを期待している。

2023年、特にクリエイティブに注力した広告施策

「ロリエ」のコミュニケーション活動

生活者の生理にまつわる声を代弁し行動するリブランディングを2022年から続けている。長年にわたり自分たちがつくった広告表現を生活者視点で見直したり、賛同企業さまでの備品化プロジェクト「職場のロリエ」といったパーパスに基づくアクションにより、ブランド好意度や購入意向に貢献したクリエイティブとなっている。

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!

この記事が含まれる特集

2024年広告主がクリエイターに期待すること

いつもクリエイティブ面で活気のある広告主は、広告会社やクリエイターたちにどんなオリエンテーションを実施しているのか。2023年、広告活動を新たに始めた、または例年以上に注力をした企業・ブランドはクリエイティブに対してどんなこだわりを持っているのか――。今回は企業の広告宣伝関連の責任者、ブランド・事業責任者らにインタビュー。率直に「今、クリエイターに期待すること」をテーマに話をうかがいました。手段や表現、接点が多様化する中、またこの1年で従来の業界慣習なども変わりつつある今、どのようなアイデア、企画実行力が求められているのでしょうか。間もなく2024年を迎えるにあたり、考えていきます。