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手触りで感じる生活の中の「ブツリ」 アートディレクター・宮古美智代さんが装丁に込めた想い

公開日:2023年9月21日

田中幸・結城千代子『道具のブツリ』

(雷鳥社)

雷鳥社から8月3日に出版された、『道具のブツリ』。物理講師である著者が、物理という難解なテーマを、日常生活で活用するさまざまな道具の中に見出し、それぞれに働く物理法則を解説している。

「物理の本ということで、内容を文字だけでなく、視覚や触覚からもつかめるよう意識しました」と語るのは、装丁を手がけた宮古美智代さん。雑誌『Coyote』(スイッチ・パブリッシング)などのデザインや数々の書籍にも携わってきたアートディレクターだ。編集者からは「本を持った時に、本を『モノ』としても感じてもらえるようにしたい」との要望があった。

カバーにはブンペルを使用し、ザラザラとした手触りを残した一方、本体表紙には板紙にグロスPP加工を...

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